子なし引きこもり主婦の「ひきこもりこ」です。
震災からまもなく10年が経とうとしていますね。
あの日皆さんは何をしていましたか?
私は職場にいてテレビから流れてくる映像を観て「これ日本?」と言ったことを覚えています。
震災で亡くなられた方の無念はどれほどだったことでしょう。
10年経っても傷は癒えるものではないですよね。
地震や台風などの災害を思う時、遺された自分達のあり方を考えるきっかけになります。
今回は災害時の2人暮らしを考えてみます。
この記事を読んでわかること
- ふたりで生き延びるための心構え
- 災害時に必要な物
あなたはパートナーの携帯番号を覚えていますか?
あなたは、ご主人の携帯番号を覚えていますか?
あなたは、奥さんの携帯番号を覚えていますか?
私は主人の携帯番号を覚えています。
しかし、主人は私の携帯番号を覚えていません。
私の家には固定電話がないので繋がる手段はスマホのみです。
もしどちらかがスマホが使えない状況に陥った時、固定電話や公衆電話から電話をかけようにも携帯番号を覚えていなければ連絡がとれないのです。
そのことを何度も言い聞かせて携帯番号を覚えてもらいたいと思います。
避難場所を決めていますか?その場所は辿り着ける場所ですか?
主人に「もしもの時、どこに避難する?もしもの時落ち合うところは何処だった?」と聞いてみました。
何回も話し合っていたのに「あそこだったかな?いや、ここか?」と違う場所を答えました。
私は怒りに震えながら「そんなんじゃ、いつまで経っても会えない!」と怒りました。
でも答えが違うことには理由があります。
私たちの地区は浸水しそうな所に避難場所があったため、そこは現実的には辿り着けないだろうと独自の避難場所を決めていたためです。
危険な場所が避難場所になっていることは少なくないようです。
でも私たちの地区もそれを仕方ないと諦めていた訳ではなく避難場所を新しく設定し直してくれたのです。
「いざと言うときは◯◯地区と●●は避難先として協定を結ぶ」そう変更があったことを主人は知らないでいたのです。
歩いていける距離の大きな施設なので、ここに行けば会えるという安心感を主人と共有していきたいと思いました。
防災グッズは準備していますか?
大きな災害から何年?という節目の時や、大きな台風や災害が起きた時、必ず防災グッズを見直すようにしています。
今、準備できているものは
- 米(水を入れるだけで食べられるもの)
- 水(ペットボトル)
- 睡眠薬
- 猫エサ
- 猫キャリーバック(頭数分)
- 緊急情報カード(家に猫がいます)
- 電池
- 懐中電灯
- カセットコンロ
- サランラップ
- タオル
- ナプキン
- 下着
- ビニール袋
などを準備しています。
ビスケットやラーメンなどもありましたが食べてしまいました。
まあ、ローリングストックですね。
ローリングストックについては後ほど。
欲しいものとしては
- 乾パン
- 蓄電池
- 緊急連絡先一覧
- 新しい下着
- 各々の防災バック
- スリッパ
- 簡易トイレ
- ホイッスル
などです。
お互いの実家の電話番号や義父母の携帯番号など、私も覚えていないし主人も覚えていないだろうので一覧を作りたいと思っています。
下着はユニクロで新しいものをセットで準備したいですね。
下着の準備はお互いの緊急な入院にも役立つと思います。
主人はザックリした人なので私が入院したとなった時にも入院先にヨレヨレの下着を持って来そうなので。
考え出すとキリがないのですが、災害を機に見直していきたいです。
ローリングストックという考え方を知っていますか?
ローリングストックとは
普段から少し多めに食材や加工品を買っておき、使ったら使った分を新しく買い足していくことによって常に一定量の食料を家に備蓄しておく方法のことです。
この考え方は はズボラ主婦にも鬱や難病などの持病持ちの方にも有効だと思います。
仕事で疲れてもうご飯も炊けない、
具合が悪すぎて買い物に行けない、
そんな日は防災グッズの中から「お湯を足すたけで食べられるお米」を使えばいいのです。
防災対策にもなり、自分の体を休めることもできる。
ズボラでうつ病持ちの私には凄く有効だと思っています。
ローリングストックのポイントは、日常生活で消費しながら備蓄することなので、
ズボラが故に気をつけることは
- 賞味期限が来る前に食べ切ること
- 食べたら買い足すこと
です。
それさえ気をつければ毎日の生活に少しゆとりを持たせながら防災を意識できます。
2人で生き延びるために必要な水の量は?
食べるものがなくても水さえあれば生き延びることができる、何が無くても水があれば!と私は考えています。
水の備蓄について詳しく調べてみました。
備蓄の目安にとしては飲料水 は1日3リットルを目安に3日分(9リットル)が必要だそうです。
2人で3日を過ごすための備蓄例として
- 飲料水 9リットル×2人分 18リットル(2リットルのペットボトル9本)
が必要とされています。
2リットルのペットボトル9本を保存するとなると場所をとりますが、命には変えられませんので目安にしておこうと思います。
子なし夫婦が災害時2人で生き延びるために
災害はいつ起きるか分かりません。
今回は被害を受けなくてもこの先も被害を受けないとは限りません。
今は動けるけど、年を取った時頼れる子供はいません。
子なしの覚悟を決めて生きていく、災害時を思う時でも同じです。
夫婦二人、どうやって生き延びるのか、今回はその事について考えてみました。
自分のための防災の振り返りですが、2人暮らしの誰かの為になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。