【ブックレビュー】くどうみやこ森下えみこ著「まんが子どものいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても」

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ひきこもりこ

こんにちは!子無し引きこもり主婦のひきこもりこ@hikikomorisyufuです。

子どもがいない私は身近に子なしのロールモデルがいないこともあり

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子どものいない人生をどう歩んでいったらいいのか?

と悩むことがありました。

そんな中で知ったのが「まんが子どものいない私たちの生き方」という本でした。

子なしのロールモデルを知りたい!そんな貴方のためにこの本を紹介したいと思います。

目次

まんが子どものいない私たちの生き方

「まんが子どものいない私たちの生き方」はくどうみやこさん原案、森下えみこさんがまんがを書かれており

まんがとコラムで構成されているまんがエッセイです。

ひきこもりこ

子どものいない女性の思いに寄り添って描かれており泣いちゃいそうでした。

内容を紹介するその前に作家さんを紹介します。

くどうみやこさんって誰?

くどうみやこさんとは子どものいない女性を応援するプロジェクト「マダネプロジェクト」を主宰している同じく子どものいない女性です。

森下えみこさんって誰?

森下えみこさんは独りでできるもん今日も朝からたまご焼きなどのコミックエッセイで有名な漫画家さんで

私もこの2冊は読んだことがありました。

くどうみやこさんが原案とコラムを森下えみこさんが漫画を担当し書かれた本が「まんが子どものいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても」です。

登場人物は子どもがいない6人の女性

この本には子どもがいない6人の女性が登場します。

子どもがいない6人の女性
  • 不妊治療を優先するために仕事を辞めたが授からなかったミホさん
  • 目の前の仕事を頑張っているうちに婚期・産期を逃してしまったリョウコさん
  • 気づいたらタイムリミットを迎えていたマユミさん
  • 「欲しくないから産みません」が言えないミサキさん
  • 実は夫に原因ありのカオリさん
  • 「62歳の先輩グランマダネ」さん

子どもがいない理由はそれぞれですが、共通の生きづらさや社会で生活していく上で感じる気まずさ、不安や焦りを抱えながら生きており

彼女たちの奮闘する姿にとても励まされました。

気に入ったフレーズ

この本はじっくり読んで欲しいのであまりネタバレしないようにしたいのですが

私の気に入った一部分を紹介させてください。

異なる価値観の人を尊重すること、同じ経験をしていなくても想像力をもって相手の気持ちに寄り添うことは多様性の時代には必要な心得

「まんが子どものいない私たちの生き方 おひとりさまでも、結婚してても」まんが森下えみこ原案コラムくどうみやこ(小学館)

このまんがエッセイの「はじめに」でくどうさんがおっしゃられている言葉です。

子供がいたら分かるのに・・・

そのひとことに私は沢山傷ついてきました。

経験していないから分からないだろうという思考です。

その思考に沢山傷つけられてきた私ですが、自分にはそういう思考がないといえるのか?

障がいを持つ人、LGBTQの人、国籍が違う人、肌の色や見た目の問題、ホームレスに自死問題

私はすべてを経験していないからわかりません。

でも分からないからと胡座をかかず、

くどうさんのいう 「同じ経験をしていなくても想像力をもって相手の気持ちに寄り添うこと」

そのことをどんな場面でも大切にしよう、そう思いました。

そしてその 異なる価値観の人を尊重すること、同じ経験をしていなくても想像力をもって相手の気持ちに寄り添うという心得が世界に広がり

誰もが生きやすい世の中になってくれたらと願います。

まんが子どものいない私たちの生き方を読んで変わったこと

子どものいない人生は、心細く1人で歩いていたような道でしたが

この道の先には先を歩いていた人がいたこと

今この道を歩いているのは私だけに思えていたけど、今も歩いている人が多くいること

そしてこの道の後ろには歩くだろう人がいること

独りぼっちではないということに気付くことができました。

もし、子供がいない事で生きづらさを感じている人がいれば、是非読んでみてもらいたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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この記事を書いた人

子なしのひきこもり主婦です。
不妊治療をしましたが子どもに恵まれませんでした。
子どものいない人生を楽しく生きることに挑戦中。
マイノリティな立場で愚痴を言いあう人もいない毎日、そんな日々を誰かと共有し誰かの役に立てれば私の孤独も救われる、そんな思いでこのブログを始めました。
夫婦2人でこれからの人生を楽しみたいと思っています。

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